tinder(ティンダー) と上海人女子との中国語の出会い 

マッチングアプリ

tinderのアプリを利用してたくさんの中国人女性達と繋がり、メッセージのやり取りや中国版LINEであるWechatで通話を通じて中国語の語学力を磨いていきました。そんな中、仲良くなった複数の上海人女性に上海まで会いに行ったお話をします。

tinder(ティンダー) で中国語の勉強もできる

tinderのアプリを知っている人からすると、中国語など語学学習でtinderを利用していると言うと「何を言ってるの?」、「遊び目的が集う代表アプリで勉強?意味がわからない」と思われがちです。

tinderは出会い系のマッチングアプリの1つであり、基本的には自分が住んでいる近場の異性と知り合い出会うという一般的なマッチングアプリになります。

tinder(ティンダー) は世界中にピンを挿して異性を探すことができる

tinderはアメリカの会社が運営しているアプリであり、マッチングアプリの中でも世界的に認知度が高いアプリの1つです。tinder無料会員では世界中で知り合い・友達を探すことはできないですが、課金をすると以下のように探せるようになります。

tinderアプリの実際の画面になりますが、世界中にピンを挿してその場所から距離を指定してtinder会員を探すことができます。

中国(北京や上海)、香港、台湾などのエリアもtinder利用者がたくさんいる

tinderで北京や上海にピンを挿して多くの現地の中国人女性と知り合い、やり取りをしていました。中国は人口が14億人いることと、意外にtinder利用者が多くて、感覚的には2,000、3,000人は軽く利用者がいる印象です。(それだけLIKEした証拠・・)

tinder(ティンダー)で中国語の勉強をおすすめする理由

当時筆者がtinderで勉強していた頃は中華圏(中国、香港、台湾など)で当時(数年前)常時50人くらいの現地の方々とやり取りしておりました。テキストや参考書では得られないポイントがいくつかあります。

【Pairs】を始める

①参考書の会話文と中国人の生の会話との違い

当然現地の中国圏の人達が使う中国語は自然で違和感のない言い回しを使ってくれます。

逆に言うと、テキストや参考書などは、誰も使わない言い回しや古い言い方で書かれていることも少なくなく、筆者が使っていたテキストや参考書を複数の中国人の友人に見せた所、文章や会話文などおじいちゃん世代が使っているか、誰も使っていない表現が多いと言われた記憶があります。

英語学習においても同じようなことを言われることがありますが、中国語は参考書などが限られてくるため注意が必要です。特に日本人著者の中国語の参考書は文法がおかしいと言っていた中国人も多かった気がします。

※注意点
現地の中国人と生きた会話や言い回しを覚えることは大事ですが、基本的な文法は頭に入れておく必要があると思います。HSKの中国語検定で例えるなら5級くらいは持った上で実践するべきです。文法が定着していない状態で生きた中国語を覚えることはスラングも少し入って来るので、混乱してしまいます。

②tinderで生きた中国語を実践通じて学習できる

tinderで中国や香港など中華圏にピンを挿し、出てくる中国人をたくさんLIKEしてマッチングをします。簡単な日本語が話せる中国人も少なくないので日本語で会話する機会も実は少なくないですが、極力中国語で返信することを心掛けます。

中国人が普段使っている文法や言い回し、よく使う言い方など参考書では決して学べない中国語を学習することができます。

相手がよく使う言い回しなど、調べたり控えたりすることによって段々メッセージのやり取りもスムーズになっていきます。

②中華圏の人達は日本の食、アニメ、文化が好きな人が多い

実際にtinderで多くの現地の方々とマッチングすると、日本語でメッセージが届いたり、大学時代に日本語専攻だった人がいたり、日系の企業で仕事していて日本語が流暢な方も少なくないです。

合わせて日本の食やアニメなどが好きで日本語勉強している方や過去に日本語の勉強をされた方、日本語に興味がある方も少なくなく、意外とマッチングしてくれます。

③WechatやLINEを交換して実際に通話もできる

tinderで複数人とやり取りしていると仲良くなってきてWechatやLINE(LINEを利用できるエリアは香港や台湾)を交換することもあると思います。どちらも無料通話アプリでもあるので、実際に電話をしてみて会話力を試したり磨くこともできます。

筆者は当時会話力に自信がなかったので、日本語も話せるtinder女子と電話をして日本語混じりで中国語の会話をしていました。丁寧に中国語を教えてくれるtinder女子がかなり多く会話力向上に繋がりました。

中国語しか話せないtinder女子と電話をすると、聞き直してもわからなかったり、電話を切る終わり方もわからず意味不明なまま電話を切るみたいなことも多々あったので、レベルに合わせて電話することがおすすめです。

筆者が中国語を勉強して日常会話ができるようになるまでの道のり

中国語の勉強を始めたきっかけ

元々中国語に関しては大学時代の第二外国語で1年間履修したのみで、10年以上経ってほとんど忘れていました。

中国語の学習のきっかけは、上海ディスにーランドが開園した頃に上海を訪れたことで中国人の人口の多さや、日本にいても中国人は身近に感じること、さらにはビジネスを考えた時に14億人も中国人はいるので、将来的に中国語ができる日本人になれば貴重な人材になれると思ったからです。

筆者の中国語学習(日常会話ができるレベル)の道のり

10年以上経って中国語の語学力はと言うと、挨拶や自分の名前は・・ですとか、さよならおやすみくらいしか覚えていなかった状況でしたが、HSK(※世界で一番受けられている中国語検定)から始めました。

HSKは1級~6級まで難易度が分かれており、1級が超初級、6級が最上級となります。筆者は一応大学時代に履修した経験(プライド)があったので、3級から勉強を開始しました。5級を合格するまでに1年ほど時間を費やしました。

HSK5級(300満点中180点~220点レベル)に達しても会話はほぼできない


はっきり言って居住歴や留学経験がない人はHSK5級まで合格できても正直会話はほぼできないです。リスニングが多少できる程度で中国人と会話をしても発音が悪くて伝わらなかったり、相手の会話の速さとテキストに出て来ない言い回しがバンバン来るのですぐ止まってしまいます。

リスニングとスピーキングを鍛えるためにtinder利用を思いつく。

圧倒的にスピーキング(発音含む)が劣り、リスニングも教科書的な文章なら聞き取れていましたが、実際に中国人が話す言葉はけっこう聞き取れませんでした。そこでまずオンラインレッスンを考えましたが、英語と違って圧倒的にオンラインレッスンを運営している数が少ないのと、料金も高額なところが多かったので、渋っておりました。

悩んだ挙句、tinderで中国人と電話とかできたら上達できるかも・・と思い、思い切ってtinderを課金した上で中国(北京、上海)で探して実践しました。

【Pairs】を始める

tinderで常時50人くらいの中国人とやり取り。Wechat交換も積極的に行う

tinderで中国の特に上海は何度も訪れたことがあったので、会話のネタもあったので上海を中心に中国人(女性)をひたすらLIKE(マッチングアプリで言ういいね、いいかもの意)をして常時50人くらいと毎日やり取りをしました。

50人とやり取りをすると全員に返信で1時間以上かかったり、言い回しを調べたり書いたりでとにかくやり取り自体が勉強になるくらい時間がかかりました。そのうちに仲良くなるに連れてWechatの交換もするようになり、通話も10人20人とするようになっていきました。

基本的に日本語もできて優しいtinder女子ばかり厳選してやり取りしていたので、通話時も丁寧に言い回しや発音の矯正などしてくれるtinder女子が多く、tinder中国語学習はHSKテキストだけでは学べない素晴らしい要素がたくさん詰まっていると確信しました。 

仲良くなったtinder女子に上海まで会いに行く

掲載している写真は当時実際にtinderでやり取りをしていた上海女子と上海でご飯に行った時の写真です。

全員日本語も話せる上海女子でしたが、上海の事情は当然詳しくガイドブックの何倍も美味しい店や観光場所など知っていたりと楽しい旅行になりました。

【Pairs】を始める

まとめ

中国語の学習を始めて2年後くらいにtinder上海女子に会いにいきましたが、tinder女子のおかげで発音や会話力など一番身に付けることが難しい領域をtinderを通じて習得することができました。

中国語に限る話ではありませんが、tinderを利用した語学学習は魅力的な学習方法の一つであると筆者はおすすめします。

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